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温泉にスキーにツーリングなど日々のひとり言などを書いています。なるべく写真を多用しようと思います。

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中国食品問題におけるマクドナルドとコンプライアンス

昨今、話題の、中国の期限切れ食料品問題とマクドナルドについてちょっと思っていることを書きます。
不愉快な思いをされる方もいるかもしれませんが、その場合は大変恐縮ですがご容赦くださるようお願いします。
さて、この事件により、日本マクドナルドの今期の業績は「未定」となりました。
先日マクドナルドの社長がマスコミ上に登場し、謝罪と中国企業への非難を行いました。
この点についてまったく、そのとおりだと自分も思っています。
日本マクドナルドは、この事件以後、計画に対して20%近い売り上げダウンの影響を受けているということです。
そして、この企業との取り引きの即刻停止、在庫食品の徹底管理の強化、該当材料の返品廃棄等の処理を発表しているようです。
要は、もう、該当食材は使っていません!と宣言してお客様を安心させようとしているのです。
でも、お客様はすぐには帰ってきません。
なぜなのでしょうか?
もちろん、いったん傷ついた信用を取り戻すことは出来ない、という点もあると思います。
でも、私は単にそれだけではないように思えるのです。
この事件をきっかけに、「マクドナルドはやっぱり今後も信じられない」というレッテルを張られたのだと思うのです。
どういうことか、もう少し掻い摘んでお話しします。
先日の日本マクドナルドの社長の会見では、中国における取引先の一部数名、5~6人の行為が信用を傷つけた・・・・というような趣旨と取れるような発言をされたかと記憶しています。
ようは、自分たちに責任はない、とまでは言いませんでしたが、自分たちも被害者であるというように取れるような発言です。
ちょっと、微妙なことではありますが、どういう発言をしたかはともかく、そのような気持ちが相手に伝わる発言、表情、声のトーンであったと、自分は感じました。
私は、この点において、日本人は「マックは勘違いしている」というような思いを皆に植え付けてしまったのではないかと思うのです。
この事件で、一番迷惑を蒙ったのは、「消費者」です。
期限切れの肉を食べさせられ、「気分の悪い思いをしているのは消費者」です。決してマックの人間ではありません。
マック商品を買った消費者が被害者の最たるものであって、マックは結果としてではありますが、「消費者に被害を与えた張本人の一味」になっているという構図なのです。
この構図をマックの社長は本当に理解して発言していたのか、私には伝わってきませんでした。
自分も被害者だとの大前提で、結果として消費者に被害を与えたと言いたいのは良くわかるのですが、消費者サイドに立てば、そのような仕入れ先を選んだのはマックであり、そのような仕入れ先から「安く」仕入れて売って利益を上げていたのもマックなのです。
つまりは、自分で被害を蒙るように行動したということです。
そして、最後の被害の持って行先を消費者にというのが、私の見方です。
世の中では、コンプライアンスという言葉が氾濫しており、私はそのようなカタカナ言葉をそのまま使うのは好きではないので、この言葉を仮に、「信頼を裏切らないこと」と置き換えてこの日記を記載します。
マックは信頼してこの中国企業から仕入れていたのでしょう。しかし、法人対法人ですから、人間を信じるように信じることはあり得ません。契約、監査、監視、報告、そして検査などの事実の積み重ねでその信頼は裏付けれるべきものです。
マックは、この事実の積み重ねを怠ったのです。
そして、マックは消費者の「信頼を裏切った」ことになります。
消費者はマックを監視できませんし、監査もできませんし、報告を要求することもできません。
従って、マックと消費者の間の信頼を築く手段は物理的、契約上、あるいは法律的なものは何もありません。
つまりは、真の意味での「信頼」という目に見えないものだけなのです。
マックはこの目に見えないものを傷つけてしまったのです。自分の至らなさ故に。
この理解があってこそ、次の一手が打てるのです。
いや、仕入れ先は替えました、在庫も処分しました、もうお客様に出す商品は大丈夫です、と単に言っても駄目です。
消費者にとってみれば、きっとまた同じことが繰り返されるに違いないと思うだけです。
やれ、契約で縛りました、監査を行いまう、報告させます云々ではだめなのです。
信頼を傷つけてしまった以上、その信頼を物理的な何かで補おうとしていること、あるいは補えると思っていることそのことが間違っていると私には思えて仕方がありません。
マックは「信頼を裏切った」「コンプライアンスを順守しなかった」ということだと私は感じています。
ベネッセの件も全く同じ構図で理解することができるのです。
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